正直に言いますと
私ヨクナイ飼い主だった頃がありまして
今思い出すと、顔から火が出そうな
猫たちに合わせる顔がないくらいの
はずかしいことをやっておりました。
ナニソレ!?信じられにゃい!
初めての猫はイイコ率がめちゃ高い、が
私の中の常識となっていますが
私の初めての猫、ニャーくんは
それはそれはオトコ前のイイヤツでした。
古武士の風格って言われたこともあるよ。
ニャーくんはカギしっぽでしたが
これはおかしいのではないかと
真っ直ぐにしようと試みたこともありました。
(ぜったい真っ直ぐにはなりません)
ねこの耳の付け根は、袋状になっていて
なんでこうなってるのか
ニャーくんだけがこんななの?
耳をひっくり返してしげしげ眺めたり
ドラえもん~とか言って遊んだり
病院に行くときも、
「抱っこ」で連れて行ってました。
迷子札も、リードすらもつけずに!
(必ずキャリーバッグで行きましょう)
猫は思ったより長く伸びます。
冬はネコマフラー!とか言って
首にまきつけて遊んでました。
そんなだったのに、
一度も咬まれたり引っかかれたりしてない。
それって奇跡のようなことなんだって
ずっと後になってから知りました。
ちなみにこういうのは「イイコ」ではなくて。
イイコとは。
猫沼に突き落とし、
猫ナシでは生きられないニンゲンを
作り出す猫を指します(私独自の基準)
イイコの典型
よく遊びに来ていて
家の中で昼寝もしてた野良猫のお友だち
あちこちにスプレーされて、これじゃいかん。
去勢しよう、と抱っこで病院に行こうとして
激しく引っかかれて抵抗され(当たり前)
もう二度と遊びに来てくれなくなって。
このコじゃないですけど
適度に荒れた庭だからかな。
たまに遊びに来てくれるコいます。
え…。猫ってこんななんだ…。
いや、野良ちゃんだからよね、と勘違い。
キャットシッターの修行中も
実習で、初対面の猫さんに
飼い主さん気取りでナデナデしたら
がっつり咬まれて腫れあがりました。
そりゃ咬まれて当然よ。
㊟猫の口内細菌はヒトと違いますので
咬まれたら、飼い猫であっても化膿します。
清潔とか不潔とかいう問題ではありません。
うちのニャーくんはネコではあったけど
猫という動物≠うちのニャーくん でした。
ホント懺悔するしかない…m(__)m
申し訳ございませんでした!
今も、一部のお客様(飼い主さん)は
あの時の私のように思ってるんだなって
感じることがあります。
猫さんにとっては、同じニンゲン種でも
飼い主さんとシッターは違う種類の生き物で。
さびしがりやで抱っこが大好きなので
抱っこしてあげてくださいね~。とか。
(それはあなたに抱っこされたいだけですよ)
猫さんにとってみたらどんな感じかな。
みるちん口開けると別猫なのよね。
今、ヒグマが突然家に入って来て
あなたにハグしようとしたなら?
それはとてもハグしようとしてるとは思えず
「襲われる!殺される!」と恐怖の極み。
足はすくむだろうけど必死に逃げると思う。
それくらいの感覚なんだろうなって思う。
飼い主さんのことは、クマはクマでも
プーさんみたいな?
キャットシッターは初対面の猫さんに
「ヒグマ」じゃないよ~。
「プーさん」だよ~!と伝えたくて
でもなかなか伝わらなくて四苦八苦してます。
生暖かい瞳で見守っていただければ幸いです。
この方から沼に突き落とされました。
(本望)
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