また、風疹が流行る可能性があるそうです。
先天性風疹症候群と言われる目、耳、心臓などへの障害は、ワクチンで防げる。
身ごもる人だけじゃなく、みんなが、
抗体を持つかワクチンを打つことで防げる。
ワクチンで防げる可能性がある感染症は
猫さんにもあります。
ワクチンを打つ、打たないの判断は
一緒に暮らす人間がしなければなりません。
モカのワクチンの時も
メリット、デメリットをしっかり考えて
打つ打たないの選択肢と、色々あるワクチンの種類の選択肢から、
3種を打つと決めました。
うーむ。よく考えるニャ
モカについて、
FIV(猫免疫不全症候群=猫エイズとも言われる)のキャリアだった
先代のニャーくんとうまく暮らしていくために、
FIVワクチンを検討した事があります。
FIVウィルスは、室内暮らしの猫さんでは、
本気のケンカをしなければ、そうそう感染はしないし、
キャリアである事をそんなに恐れることはない感染症です。
(猫エイズなんて怖くない!)
私は、よく知らなかったので、当時は同時にわかった腎不全も一緒になって、
毎日の食欲や行動に一喜一憂し、恐怖心にふりまわされていました。
色々知っていく中で、だんだんと
FIVって、そんなに恐れることはないようだな、
それより腎不全のコントロールの方が大事だな、と思えるようになりました。
(でも、出入り自由にして感染させてしまったという後悔は消えませんでした。)
モカが訪ねてきて、そして家族にする、と決めた時
FIVワクチンの事を調べて、
かかりつけの病院の先生に相談して、考えました。
FIVワクチンは、当時認可されたばかり(2008年認可)で
感染予防率は7割程度とそれほど高くなく、
最初の接種は3回です。
子猫のモカに、3種を2回と、時期をずらしてFIVワクチンを3回。
つまり合計5回のワクチンを1ヶ月程度の間隔で続けて、
そして去勢手術をその間に受けさせる・・・。
そして効果はそんなに高くない。
ニャーくんとモカはなかよしで、
本気のケンカをするとは、到底思えない。
これで、モカのFIVワクチンの選択は「しない」に決定しました。
FIVキャリアのおとな猫さんが、里親を探しているケースも多いと思います。
家の中で安心して暮らせたら、
そんなに恐れることはないと、一言お知らせしたいです。
そして、自分の風疹の抗体を調べる事が出来たら
なおいいですね(^-^)
今日も、お立ち寄りくださいましてありがとうございます。
それでは、また明日。