2022年5月31日火曜日

猫のガンの話

 

モカの病気のお話の続きです。

今現在、モカは元気にしています。

登りやすくしたらどんどん上がってくれる♪
環境を整えるって大事だね~

最善の治療(モカの場合は放射線)を
受けても(受けてないけど)
半年ほどでタイムアップになるだろうと。

その倍の1年以上の時間が過ぎても
痩せることもなく
相変わらずの甘えんぼで抱っこ好き。

めいめいもみるちんもかわいがっていて
引き続き、面倒見の良いモカっちです。

***************

モカっちの口の中にできたガンは
たちの悪いタイプで
調べても、良い結果=治った、の話がなく
お医者さんが言う通り
切除してもすぐに再発し
数ヶ月のうちに苦しんで苦しんで召される。
そんな話ばかり。

モカのように1年経っても
レアケースなのかもだけど
もしかしたら、共存してるだけかもだけど
完治ではないとしても
機嫌良く暮らしていられるコもいる。

痛くってもニャーニャー言ったりしない
それは猫の矜持

私も一時期はそうだったんだけど
希望がもてなくて
後悔ばかりしてた。

そんなヒトに届くといいな、と書いてます。

戻らないこの今の瞬間をムダにすることが
一時的にあったとしても
また戻って来れるように。


この方法なら延命できるかも、といった
そんな話ではありません。


*******************


去年のことです。
2021年4月
かかりつけ医から電話がありました。
外注で出していた病理検査
ガンだという診断でした、と。

あくびをしているモカの口の中に
なにかできてる!と
気づいたのはその前の月、3月のこと。

血の気が引く思いで細胞診をしたところ
その時には良性という結果。

元から患っていた難治性の口内炎
炎症が悪化して化膿している、との診断で
ちょっとだけホッとしたけど
治療しても炎症は引かなかった。

これまでも口内炎には何度も波があって
そのたびに注射や投薬で抑えてきた。

今まで効いてたのに、効かないって??
悪い予感がする。
その腫瘤を切除し、組織診に出すことに。

その結果を知らせる電話でした。
「扁平上皮癌」との診断でした。


みる、わかったでしゅよ。
あのときから
おかーにゃんおかしくなったでしゅ。

実は、そんなに驚きはなくて
やっぱりね。の気持ちが大きかったです。

最初に腫瘤を見つけた時から
悪性ではないか、扁平上皮癌ではないか、と
思っていたからなんでしょう。

猫の扁平上皮癌の場合
生存期間中央値(余命とは違います)は
何もしなければ1ヵ月半
一番効果が得られるとする治療法でも6ヶ月

そんな数ヶ月の違いに何の意味があるわけ?
そういうふうにも思いました。

進行が早く、転移することは少ないけれど
切除してもひと月も持たず
また同じところ、近くの骨に広がってしまい
痛みが激しく、苦しむだけ苦しんでの最期。

そんな未来しか待ってないのなら
「安楽死」が頭をよぎります。

そんなこと決められるんだろうか。
それを選ぶと決められる時は
それしかないと思える時。

探しても、そんな話しか見つからなくて
薄氷を踏む想いで日々を過ごしてきました。

どうしてこんなにかわいいモカが
何にも悪いことしてないのに
こんな酷い病気にならないといけないのか。

猫神様にすら恨み節

そんな私を引き戻してくれたのもモカでした。

組織診のために、日帰りとは言え
全身麻酔で手術に臨んでくれたモカ

組織診に必要な採取をして、
その上で患部をレーザーで焼いたそうです。
まだ痛みが残っているだろうに
麻酔が醒めて、帰って来て、
すぐにおやつ食べてくれた。

この先におやつ隠してあるんだニャ
わくわく♪急ぎ足
この姿は私へのごほうび

ガンであろうとなかろうと
おうちうれしい!ごはんおいしい!
おかしゃんだいすき!と表してくれるモカ。

このコに報いるには
文句言ったり、嘆いたり、悲しんだりしてる
そんなヒマないじゃん!

小さな家族だけどしあわせの家族


残り時間が少ないのなら
旅立つ時に「楽しかった~♪じゃまたね!」と
振り向きもせず走っていけるようにしなきゃ!


まだまだ終わりそうにないですね。


まだ4歳の頃のモカっち
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