この20年くらいで
猫の平均寿命は飛躍的に延びています。
室内飼いが主流になり
フードの質が上がり、医療や予防も広がり
現在の室内飼いの猫の平均寿命は16歳超
うちのコたちもゆるやかに老いていき
その命の炎は少しずつ小さくなって…と
自分に都合のいいシナリオを描いてました。
きっと腎機能が少しずつ落ちてきて
でもそれまでに新薬もできそうだし、と
のんきに考えていました。
長生きしたときにかかるのは
腎臓病だけじゃないって知っていたのに。
わかってたニャか??
いや、本当にはわかってなかったよね。
病気になるのは誰のせいでもない。
ずっと前からそう思って
口に出してもいました。
平均寿命まで生きられず
早く逝かなきゃいけなかったとしても
それは猫のせいでもないし
飼い主のせいでもない。
だから生きてる今を
一緒に過ごせる今を
楽しく穏やかに。
そう言い続けてきたし、
そう強く思ってきました。
どんなにストイックに過ごしても
病気になるときはなるんです。
どんなに不摂生しても
ならないときはならないしね。
病気になってから、体がきついのに
さらにイヤなことを強いることがないよう
お薬を飲む練習をおやつで。
キャリーバッグに入るのは
楽しいことが始まる合図。
モカは定期的な通院もしてたので
車にも慣れてもらって
診察台に乗ったらおやつ
注射はちゅーるをなめながら。
診察が終わったら先生からおやつもらう。
準備万端整えてたのにな。
「美味し♪」は
本にゃんも飼い主もしあわせ♥
いくつかの治療の選択肢を示されて
でもそのどれも完治の可能性はほぼゼロ。
それならば、余命は短くなっても
長くQOLを高く保てる(気がする)
コレで行きたい、と主張して
喧々諤々はあったけど
先生も最初はいい顔しなかったけど
なんとか理解を得て
ほとんど在宅で過ごせる経口の投薬を選択。
(広義での経口抗がん剤)
週3回の投薬で済むので
私もモカも(練習もしてたし)ラクラク♪
残り時間が短いんならと覚悟できたから
栄養バランスとかは、まるで無視して
好きなもの美味しいもの
(飽きないように)毎回違うもの山盛り。
「痩せさせない」のが目標
おこぼれにあずかった女子が太ったのは
まぁ想定内だけど。
シニアさんなら、ちょいポチャくらいがいい!
と、思いませんか??
その頃はコロナのおかげで仕事は閑古鳥
ゆっくりみんにゃと過ごせたこと
私って「持って」る。
んんん~。どーですかにゃ!?
財務上は悲惨だったけど
おかげで精神的には裕福。
その時はつらく苦しく感じても
すべて辻褄が合うようにできてる。
無駄なことは何もない。
おかしゃんにはムダ多いニャ
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ありがとうございます。
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