先月、読書感想文が大嫌い、と書きました。
本を読むのは好きなんです。
読んだ時の気持ちを言葉にすることなんて
できるわけないし!
と思うから、感想文は嫌いなんです。
暑いでしゅー。
おかーにゃんも暑いのキライでしゅー。
以前よりも集中できる時間が短くなって
どんなに面白い本でも
一気に読むことは少なくなりました。
でも、久しぶりに一気に読んだ本。
脳科学者の母が、認知症になる
恩蔵絢子 河出文庫
読解力が足りない私は
書影を見る前は、
ん??お母さんが脳科学者?それとも著者が?
混乱したんですけど
タイトルの事とかどーでもよくなる本でした。
後半では、ふつーはしないのに
メモを取りながら読み進めました。
一番メモが多かったのは、最後の章です。
第五章「感情こそ知性である」
この著者の方は、脳科学者であり
専門は、自意識と感情 なのだそう。
全体にわたってアルツハイマー型の認知症で
失われがちな脳の機能について
わかりやすく解説されていますが
「感情がないと理性的には行動できない」
「私たちが理性だと思っているものは
感情から生み出されている」
これが脳科学の今の常識らしい。
感情の起伏が激しいのが欠点とか(←私の事)
感情的になるのは良くない、理性的に、とか
そういうのは、もう古いらしいですわよ。
最も心惹かれたフレーズは
「絶望的な状況の中で
抱いた小さな明るい感情が
のちのち自分を支える力にまで育つ」
モカとの最期の日々を過ごす中で感じたこと。
その後に何度も訪れた哀しみの波を
乗り越える力のことだな。
今もまだその力を借りてる。
悲しい出来事に、悲しい以外の感情を持つのは
よろしくない事だと抑え込む必要はないって事
ひとつの出来事に、どれだけ多様な感情を
感じることができるかが大事。
それが、今を生き抜く一つの知性なんだって。
読後感がめちゃくちゃよかったです。
積ん読の本が山ほどある~。
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