2015年12月12日土曜日

りんご猫



今日はりんご猫の日なのだそうです。

さくら猫」を聞いた事があるでしょうか。

避妊去勢の手術を済ませた地域猫が、
その印として、片方だけ耳先をカット。

その耳が、桜の花びらの形のようで
それがさくら猫。
みんなが自分の家族とめぐり会い、
家の中で暮らせたらいいのでしょうが、
中には、どうしても家の中には入れないコもいる。
それが現実。

外で暮らすコたちには、事故や感染症という
命を奪われかねない敵がつきまといます。

感染症のうち、FIV/後天性猫免疫不全症候群、通称猫エイズ。
このウィルスに感染している猫を「りんご猫」と呼びましょう、
そして正しい知識で、正しく理解して受け入れましょう、と
呼びかけるのが、
今日のりんご猫の日

りんごは知恵の樹。クリスマスのオーナメントにも使われます。

私の大切な宝物。
先住のニャーくんもりんごっコでした。

「正しく理解」というのは、ニンゲンのHIVもそうだと思いますが、

感染のリスクがある場面はとても限られている事。
もちろんニンゲンに感染することは絶対にない事。
キャリアであっても、発症しなければ何も変わらない事。
ノンキャリアであるコを感染から守る方法はある事。
発症しないように、ニンゲンにはできることがある事。

そしてキャリアというだけで、
どんなにかわいく性格がいいコでも、家族となかなかめぐり会えない事。
感染は、母子感染か流血レベルのケンカによるものです。
食器を共有しても、グルーミングしても感染しません。

ニャーくんのFIVは、モカには感染しませんでした。
ニャーくんは、最後まで発症はしませんでした。
あともう少しで18歳だったのに、腎不全と糖尿病が引き金になり
この世を去りました。

ニャーくんの感染は、外でのケンカが原因です。
腫れあがり膿がたまって病院に行くほどのケンカをしてました。
去勢はしていても、強くて逃げずに、顔に傷を負って帰って来る
若い時のニャーくんを自慢に思っていたバカな私のせいです。

たとえめいが、みるが、キャリアであっても
変わることなく、ためらうこともなく迎えていたし、
うちのコがこれから先キャリアになったとしても
手放す気もまったくありません。

ねこの木のお客様にもキャリアの猫さんがいます。
ねこの木では、もちろんりんごっコのご利用OKです。
他に感染させない自信もあります。

それよりも、基本のワクチンで防げる
猫風邪や嘔吐下痢の感染症が恐ろしい事も知ってほしいです。


↓ 自分に対する悲しみを

力にするのはやめろって言われたけど。


今日も、お立ち寄りくださいましてありがとうございます。
それではまた。



12月30・31日・元日は
ご予約を締め切りました。
予約状況はこちらです。


キャットシッターねこの木の


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