今日はりんご猫の日なのだそうです。
「さくら猫」を聞いた事があるでしょうか。
避妊去勢の手術を済ませた地域猫が、
その印として、片方だけ耳先をカット。
その耳が、桜の花びらの形のようで
それがさくら猫。
みんなが自分の家族とめぐり会い、
家の中で暮らせたらいいのでしょうが、
中には、どうしても家の中には入れないコもいる。
それが現実。
外で暮らすコたちには、事故や感染症という
命を奪われかねない敵がつきまといます。
感染症のうち、FIV/後天性猫免疫不全症候群、通称猫エイズ。
このウィルスに感染している猫を「りんご猫」と呼びましょう、
そして正しい知識で、正しく理解して受け入れましょう、と
呼びかけるのが、
今日のりんご猫の日。
りんごは知恵の樹。クリスマスのオーナメントにも使われます。
私の大切な宝物。
先住のニャーくんもりんごっコでした。
「正しく理解」というのは、ニンゲンのHIVもそうだと思いますが、
感染のリスクがある場面はとても限られている事。
もちろんニンゲンに感染することは絶対にない事。
キャリアであっても、発症しなければ何も変わらない事。
ノンキャリアであるコを感染から守る方法はある事。
発症しないように、ニンゲンにはできることがある事。
そしてキャリアというだけで、
どんなにかわいく性格がいいコでも、家族となかなかめぐり会えない事。
感染は、母子感染か流血レベルのケンカによるものです。
食器を共有しても、グルーミングしても感染しません。
ニャーくんのFIVは、モカには感染しませんでした。
ニャーくんは、最後まで発症はしませんでした。
あともう少しで18歳だったのに、腎不全と糖尿病が引き金になり
この世を去りました。
ニャーくんの感染は、外でのケンカが原因です。
腫れあがり膿がたまって病院に行くほどのケンカをしてました。
去勢はしていても、強くて逃げずに、顔に傷を負って帰って来る
若い時のニャーくんを自慢に思っていたバカな私のせいです。
たとえめいが、みるが、キャリアであっても
変わることなく、ためらうこともなく迎えていたし、
うちのコがこれから先キャリアになったとしても
手放す気もまったくありません。
ねこの木のお客様にもキャリアの猫さんがいます。
ねこの木では、もちろんりんごっコのご利用OKです。
他に感染させない自信もあります。
それよりも、基本のワクチンで防げる
猫風邪や嘔吐下痢の感染症が恐ろしい事も知ってほしいです。
↓ 自分に対する悲しみを
力にするのはやめろって言われたけど。
今日も、お立ち寄りくださいましてありがとうございます。
それではまた。
12月30・31日・元日は
ご予約を締め切りました。
キャットシッターねこの木の
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