今日、モカはお兄ちゃんが迎えに来て
あわただしく虹の橋方面へ出発しました。
モカっち と ニャーくん(にいに)
なかよしだったな~。
「にいにが迎えに来たら一緒に行きなさい」
「後ろは振り向かないで走っていくのよ」
「あとのことは心配しなくてだいじょうぶ」
口酸っぱく言い聞かせていたので。
ちゃんとおかしゃんの言いつけを守って。
おかしゃん怖いんですよ。
ここからは昨晩書いたものです。
もう出発が近いな、とは思ってました。
でも、書き終えることができなかった。
いろいろつらくて。
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「ターミナル」
いろんな意味があるけど
私がこの言葉から受けるイメージは「終着駅」
私のかわいいモカににガンが見つかったのは
2年ほど前のこと。
あっという間に進行すると言われてたけど
1年半もの間、抑えることができていた。
寛解って言ってもいいかもね、と
かかりつけの先生は言ったけど…。
10月にガンの再発がわかって
放物線を描くように
最初のうちはゆっくりだったけど
加速度を増して悪化する病状
もう回復することは見込めないので
最期まで猫らしく、
なるべく苦しみや痛みは減らして
穏やかに過ごせるように。
そして私も、できることはやった、と
笑顔で見送れるように。
(そんなことできるわけないけどさ)
たぶんこれが「ターミナルケア」
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私はニャーくんの時のような
帰ったらもう抜け殻しか残ってない…
そんな見送りは絶対にしたくなかった。
それは大切な存在の節目である出発に
立ち会えなかった。立ち会わなかった。
それはあのコが望んでいるというよりか
ただの私の満足のため!?
でも、かわいいあのコは
これが(飼い主にとって)ベストだと思う!と
そこまで考えてくれてるんだそうです。
今日のモカのことを思うと
本当にそうだなって。
ちゃんと見てるですよ。
亡骸をととのえて
片づけを終えた今は
もう何もする気力が湧かなくて
荼毘に付す手続きもしたくなくて
ターミナルとは、交通の要所って意味もある。
モカは次のステージに向かったんだな。
しばらくはそっと見守っていただけたら
幸いです。
後悔はつきもの
大切なことはいつも猫から教わった。
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ありがとうございます。
それではまた。
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