今日3月11日は
あの東日本大震災が起こった日。
ついこのあいだのような気がするのに
もう14年経つのだそう。
そしてまもなく来る3月20日は
福岡の西方沖地震が起こった日。
今年はあの日から20年の節目です。
今の中学生は東日本大震災の記憶がない。
福岡の二十歳以下の若者にも
西方沖地震の記憶がない。
時間は薬となって
激しい痛みを和らげてくれるけど
「忘れ去られた時が本当の死」といいます。
大切なものを失くした人にとっては
いつになっても忘れることはできないけど
時間が経つということは
まわりの人たちの記憶が薄れていくこと。
忘れないでいることは
何かの助けになるかもしれない。
災害に遭ってひどく傷ついて哀しくて
まだ支えが必要な人はたくさんいます。
私は災害で失くしたものはないけれど
よく知っている場所が壊れていくのを
ただ見ているしかできなくて
災害で傷ついた人にかける言葉も見つからず
時間だけが過ぎてしまった。
忘れないでいることはできるね。
「祈る」って宗教じみてるような気もして
ちょっと距離をおいていたけど
直接言う事はできないけど
静かに、でも強く、想って、願うことかな。
今日は祈りの日
もうすぐ春。春は再生の季節
↑クリックで応援してニャ!
いつもお立ち寄りくださいまして
ありがとうございます。
それではまた。