モカが逝ってしまって十日が経ち
こんな気持ちで
ニャーニャの命日を迎えることになるとは。
初めての猫はイイコ率がめちゃくちゃ高い
私の初めての猫、ニャーくんが逝って
まる11年になりました。
嫌な予感。虫の知らせとはこのことか。
慌てて帰って、名まえを呼んで
目にしたニャーニャの抜け殻に叫び
声を上げて泣いた。
虹の橋のお話にも声を上げて泣いた。
こんなに悲しく、こんなにつらいことって。
津波のように何もかも奪い去っていく。
この時の哀しみは、怒りに近かった。
11年の月日を経て
津波は時化になり、
大波はうねりになり
時々は白波が立つけれど
ふだんはさざなみに。
同じ轍は踏まないはずで
防波堤もしっかり築いていたはずだけど
静かに沼の底に沈んでいくような
時間が経つほどに苦しくなるような
年単位じゃないと
時間薬も効かないだろな。
息がうまく吸えないような
目と鼻の奥に、沁みる大きなかたまり。
透明なカプセルの中にいるようで
外のことが直に伝わらない感覚。
波に洗われて
少しずつ削られていくんだろうか。
いっぱい写真撮ったはずなのに
足りない気がするよ。
↑クリックで応援してニャ!
いつもお立ち寄りくださいまして
ありがとうございます。
それではまた。
0 件のコメント:
コメントを投稿