2023年7月31日月曜日

尿石症とおつきあい

 

さてさて、尿石症の続きが
ずっと書けないままでした。
みるちんも、再発か!?と思う頻尿が
しばしばあったんですが
元気もあるし食欲もある。
しっかり遊んで体を動かして
水分をいっぱい摂ってもらって
療法食も使いながら乗り切れたようです。

大騒ぎだったわね。
お騒がせしましたです…。

みるちんの体調がおかしい!?と
まず最初に気がついたのは「頻尿」でした。

みるちんは元々お粗相があったんですが
(砂のトイレでおしっこできなかった)
紆余曲折を経て、今では粗相はほぼゼロ。

くれーむは受付けないでしゅよ。

でも病気での頻尿だと
トイレに行くのも間に合わないし
痛いから「このトイレのせい!」になって
以前トイレ認定されてた布団やかごに
何度も繰り返し少量ずつおしっこ。

布地にするのが好きなのが幸いして
おしっこしたところにキラキラの結晶発見
ああストラバイトだってすぐわかった。

すぐに病院で検査して治療開始。
膀胱に結晶がジャリジャリたまっていて
あの小さな膀胱に5mm厚くらい!
それで内膜が傷つき炎症を起こしてる。

私も何回か膀胱炎になってて
あの不快感は理解できる。
(膀胱炎になってて唯一良かった事よ)

めいめいの横顔は、ほほえんでるよね。


怖いのは結晶や石ができる場所が
膀胱ではなくて腎臓なこと。
腎結石や尿管結石は症状が出にくく
その後のQOLに大きく影響してくる。

エコーでわかるので
膀胱だけじゃなくて腎臓まで診てもらい
(診る範囲が広がると料金も上がるかも)
上部尿路は大丈夫そうだね、と言われて
ちょっと安心できました。

ひどいめにあったでしゅ。

まずは炎症を抑え、食事で結晶を溶かし
水分しっかり摂って、利尿剤も使って
今ある結晶を早く排泄してしまうこと。

幸か不幸か猫に尿石症は多いので
結晶を溶かせる療法食の種類が豊富で
粒の大きさやフレーバー、味が選べます。

実のところ、みるちんがかかった
「ストルバイト」の尿石症は
近年とても少なくなっています。

今、多いのは
シュウ酸カルシウムを主とした石ができる
尿石症です。
これは食事では溶けないので
石ができてしまうと手術でしか取れない。


猫の室内飼いが当たり前になったからこそ
排泄がヒトの近くになり気がつくように。

栄養がしっかり摂れて、バランスは整い
長生きできるようになった。

一方で、退屈で寝てばかりの運動不足。

あの頃ぜんぜん遊んだりしてなかったよね。

ひとりじゃつまらないだろうから、と
安直な多頭飼育(一部のケースです)
ひとりになりたい時になれない。
合わない同居人(猫)がいると…。

私は一緒に過ごせるヒトの許容の範囲が
たぶん狭い方だと思うのですよ。
なので過剰に感じてしまうのかもですが。

みるちんも、大きな環境変化の中にいて
(大好きだったモカがいなくなっちゃった…)

おかーにゃんもちっとも相手してくれないし
(モカのことで手一杯だったよーゴメン!)

ごはんは美味しーのばっかだったでしゅ!
(モカに食べてもらうことだけ考えてた!)

もう尿石症になる条件がすべて揃ってて
めいめいがならなかったことが奇跡だったよ。

わかればいいにゃのよ


話のオチが見つからないのですが
尿石症の原因は一つじゃないことがあるから
生活全部を丁寧に見直さないと、って
学びました、ということで。

おしまい。


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