今日は、これに行ってきました。
「猫、ネコ、ねこ・・・西洋美術のなかの猫たち」っていうセミナー。
本当は、セミナーを受けに行ったわけじゃなくて、
お茶出しのお手伝いなんですけども。
講演の間は、後ろからふんふんと聞き入っておりました。
折しも、会場の片隅では、
日本初の猫本専門店 書肆 吾輩堂のイベントとしての展示もあって、
「ねこと国芳」とかの本 も横目で眺めつつ・・・。
エジプト文明の時代から、今に至るまで、
ヒトと猫は、一緒に時代を通り過ぎてきたんだなー。
その時々で、神のようにも悪魔のようにも扱われて。
色々な画家が描いた
受胎告知(聖母マリアが、キリストを身ごもった事を天使から告げられる場面)の絵には
しばしば猫が描かれていて、
邪悪なものとして描かれていたり
しあわせなものの象徴としてだったり。
日本でも、源氏物語にもかわいがられる猫が出てくるし、
鍋島の化け猫騒動なんかでは、妖怪のように扱われてる。
昔も今も、西洋でも、日本でも、
ずっと身近にいたからこそ、
良きものにも悪しきものにも置きかえられちゃうんですね。
ベロチラで、意識を失っていても。
夢を見てニヤニヤしていても。
化け猫とは、誰も思わないからゆっくりおやすみ。
今日も、お立ち寄りくださいましてありがとうございます。
それでは、また明日。
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