2017年7月19日水曜日

熱中症は予防できる



夏が来るたびに、
熱中症の危険についてはお知らせしていますが
大事な事なので、何度でも言います。


熱中症は、ヒトにとっても猫にとっても
短時間で、命を落とすことがある恐ろしい病気。
でも、予防ができる病気です。
ワクチンなんか必要なく、予防できるんです。


状況判断には優れた能力を持つはずのニンゲンも
気をつけていても、
気づかずにだったり、
知らずに自分の限界を超えてしまったりして
熱中症で亡くなったり、搬送されたり。


猫たちも、熱中症になります。
毛皮をまとうコたちは、断熱の役目も果たしますが
汗をかけません。
風にあたっても、ヒトほど涼しくはならないのです。
冬毛がまだ残っているなら、衣替えを手伝うのもアリ。


熱中症を防ぐために
喉が渇いたと思う前に水分補給を、と言われますが、
猫たちはもともと水を飲みたがりません。

排泄も、汗の代わりに熱源放出にもなりますので
どんどんお願いしたいところですが
猫はもともと暑い砂漠出身ということもあり
水分を効率よく体内で循環させるのに
排泄する水分を最低限にする能力の方を発揮してしまいます。
水分を取ってもらうのに何ができるでしょう。
大好きなちゅーるを水で薄めて飲めますか?
ウェットフードにさらに水を加えてもいいのかも。
鰹だしゼリーってどうですか?


体温が、私たちより1~2℃高いせいなのか
快適に感じる気温も少し高めのようで
暑くないのかな?と思う環境を気持ちよさげにしていたり。

去年の猛暑も、これで大丈夫だったから、と思っても
猫さんたちの時間は、私たちより4倍は速く進んでいます。
子どもと高齢者は熱中症の危険が高いことは
よく知られてますね。
不老不死はなく、若返ることもありません。

生きていれば体調の波は必ずあり、
体調が悪いと今まではなんでもなかったことも
てきめんに不調につながること、ご存知かと思います。

猫さんは、体調が悪くても隠す生き物です。


熱中症は、一度悪くなると治らない
脳や腎臓にダメージを与えます。

体が小さくて環境の影響を受けやすいコたちです。


どうかどうか細心の注意を払ってあげてください。

風は、猫にとってはあまり涼しくなりません。
でも、ないよりはあった方がいいです。
アルミボードなどの冷却グッズは、室温自体が上がれば
冷たくなくなります。
エアコンも、停電があると再通電しても動かないことが。
濡らして気化熱で冷たくなるものは
乾いたら、役には立たない。
凍らせるものは、溶けてしまえばそれで効果はおしまい。
2日以上の長いお留守番の時は、
シッターが来るようにするのもひとつ。
でも、ずっといられるわけではありませんね。

どれもオールマイティではないのです。

組み合わせることで、リスクは下げられます。


室内飼いは、猫にとっての安心安全のため。

決して監禁にならないように。
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今日も、お立ち寄りくださいましてありがとうございます。
それではまた。



夏のご予約はお早めにお願いします。
8月11~15日のご予約締め切りました。

8月まで予約状況を公開しました。

キャットシッターねこの木の

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